iPadがさらに思考の道具に深化 iPad OS 14

iPad OS 14は、iPadを思考のための道具へとまた一段と進化させます。

iPadが他のデバイスと大きく異なる点は、Apple Pencileによる手書き。これに尽きます。ノートに書き込む感覚、没入感はとても素晴らしく、iPadを唯一無二の存在にしています。

考えるときにはペンを持つ

昔(おそらく10年ぐらい前)に読んだビジネス書に、思考を巡らせる時はペンを持って、ノートに書き込むと良いという内容の解説を読みました。それ以来、メモを取るだけでなく、頭の中を整理したり、思考を整えるときには、PCではなく、当時はやっていたPDAでもなく、A4の大きいノートに書いていたものでした。

その原体験があるからだと思いますが、考え事をする時はA4ぐらいの大きさのノートが必要です。なので、iPad Proの12.9” (2017)を使用してます。11”では、B5のノートに近い感覚で、私にとっては小さいのです。

いつか、ベゼルレスになって、14”のサイズになることを夢見ています。

iPad OS 14の進化でAlways with Pencilに

2020年6月23日(日本時間)のAppleのWWDC2020の基調講演では、この秋にアップデートされるiPad OS 14のデモが印象的でした。

おお!となった瞬間です。

iPadでApple Pencilを常に使っていると、検索や書類のタイトルをつけるとき、一度Apple Pencileを置くか、掴んだ状態に持ち替えて、タイプする必要があり、非常に面倒に感じていました。私だけではなかったようです。

なんでもペンひとつで済ますことができたら、右手にペンを握った状態で全てができそうです。ペンを落とすこともないですね。

Scribble(スクリブル): 手書き文字の機能の導入は、多くのことを変えてくれそうです。

これまではタイプ入力しかできなかった部分に、Apple Pencilで手書き入力すると、自動的にタイプしたテキストに変換され、テキスト入力が可能になるのです。

ノートを書いていると、いろいろなアイデアやすべき事に気がつくことが多いです。そんなとき、Webで調べ物をしたり、タスク管理ツールにタスクを追加したりするのは、日常茶飯事です。

そんなとき、ペンを一旦置いてから、キーボード、スマートキーボードなどでタイプして、テキストを入力していました。終わったら、またペンを持って、ノートを書くという具合です。作業に多大な中断が発生していたのです。

ペンを握ったままでいい

デモの方がわかりやすいです。

第2世代のApple Pencilは、iPad Pro (2018以降)とマグネットでくっつくので良さそうですが、第1世代のApple Pencilはとにかく転がりやすい。だから、あまり置いておきたくないのですね。

そう、ノートに書き出して、頭の中を整理すると、見落としているものに気がつくのです。そして、Web検索したくなる。

え、書けばいいの?

手書きした文字が、、、

自動でテキスト化されて、検索できる。

そうそう、リマインダを追加したくなるのです。これも、手書きで。

対応言語は、英語と中国語だけだけど、そのうち日本語も追加できるでしょう。楽しみです。

タスクなどは、英語で十分かな。

ずっとペンを持ち続けていられるので

地味な変化に思われるかもしれませんが、これは非常に画期的です。Apple Pencilから手を離す必要性がなくなれば、iPadでの作業で中断が発生することなく、スムースに一連の動作をストレスなく進めることができます。これによる生産性改善はとても大きいものがあります。

思いつきや、気がついたことをそのままにすることなく、ペンでそのまま操作できるので、中断を恐れる必要がなくなります。単なる手書きをデジタル化したのではなく、デジタルが手書きを受け入れてくれるようになった、手書きをデータの一部としてタイプしたテキストと同様に扱うようになってくれた、そのような意味があります。

iPadはCreativeなツールへ

TangibleというMITの石井先生の概念がありますが、次のiPad Proはペンで手書きするという行為に限定されますが、一歩Tangibleの概念に近づいて来たのかなと感じます。キーボードやトラックパッドのような従来型のインターフェースで、デジタル上にデータを入力するのではなく、あたかも紙の上に書いたかのように、データを直接デジタル化して、触っているかのように修正もできる。文字をタイプする代わりにもなるし、利便性が向上すると思います。

キーボードなどでタイプする動作は、どうしても思考的、左脳的な部分を必要とします。感覚ではできません。

一方で、手書きでいいという事になれば、右脳的な部分を継続使用し、感覚的な操作で統一できる(表意文字に限定されますが)、と言えるのではないでしょうか。ますます、クリエイティビティを刺激するツールになりそうです。

ヤバイ、iOS 14になったら、iPad Pro 12.9”を更新したくなってしまうでしょう。

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