骨折入院、意外と楽しいかも?

クライミングによる怪我で、約2週間の入院生活を送りました。

入院のための荷物を整え、20Lのザック(リュック)に荷物を詰め込み、これを背負って、松葉杖をつき、大きな通りでタクシーを拾って、病院へと向かいました。

松葉杖をついて、公共交通機関を利用するのは無理です。(近くに大きな病院があることのメリットをこのときはつくづく感じました)

病室に入るまでが大変

さすがに入院ですから、多少なりとも面倒はあるかな、とは予想していました。

しかし、予想を超えていました。

まず、病院に着いて、受付窓口までが結構遠い。重い荷物を背負った上で、まだ慣れない松葉杖をつくのは、かなりの運動量でした。それに加えて、感染対策でマスク着用必須です。クーラーが効いている中を、じっとりと汗をかきながら、マスクで少し息苦しさを感じながら、一歩一歩、松葉杖をついていくのは、絶望的に時間がかかりました。

ようやく受付に着いたら、病院の診察券(磁気式のプラスチックのカード)の提示を求められます。財布はズボンのポケットに入れていましたが、背中に荷物を背負ったまま、立った状態(つまりは片足立ち)で財布を取り出し、カードを提示するのはかなり大変です。

手続きは銀行窓口のような、事務の方と対面ブースのようなところで椅子に座ることができました。それはいいのですが、ちょこちょこと移動が必要になるのがとにかく面倒で、辛かった。

昨今の入院患者の高齢化を受けてか、説明は居眠りできるほど細かく、単調で、わかりやすいことこの上ないものでした。必要事項を済ませ、病室の場所を教えてもらったときは、目が点になりました。差額ベット代のいらない、「7人大部屋」の入院でしたので、多少の不便は覚悟していましたが、かなりの移動距離があります。

この距離を、この荷物を背負って、松葉杖で?と愕然としました。

病室に向かう

あのとき、事務の人に頼んで車椅子を用意してもらうべきでした。

骨折した左足以外は、全く元気でしたので、大丈夫かも?と呑気に考えていたのです。が、ものすごく後悔しました。とにかく移動が遠く、エレベーターを乗り継ぎしなければならなかったからです。

かなり奥まったところにあるナースステーションまで、背中に汗をびっしょりとかきながら、移動しました。もちろん一気に行ける距離ではなく、何回か休憩を挟みながら、亀のように進みます。

ようやく、ナースステーションにつきました。名前を告げて、確認してもらうと、いきなり、身長と体重を測りますと言われました。「えっ」と正直びっくりしました。

こちらは松葉杖をついて、左足を常に浮かせている状態です。右足一つで、どうやって身長計に乗ればいいのか想像がつきません。ましてや体重計に乗るには、片足でジャンプしない限り無理です。

杓子定規な対応といえばそれまでです。ようやく事情を察してくれた看護師さんが、あ、体重はいいですと言ってくれましたが、とりあえず身長は測りました。いつもより、4cmも低い身長でしたが、、、

白衣の天使は、、、

すみません。正直に白状します。

別にエッチなビデオや、ときめく漫画などを見聞きして、白衣の天使様を期待して、いや妄想していたわけではありませんが、やっぱり気にしていました。まだ、男ですので。

ですが、、、とても残念なことに、感染症対策で、皆さん完全ガードに近いのです。

マスクに、ゴーグルをしているので、お顔がよくわかりません。かわいい、きれいな声しか、癒しを求めることができません。この時ほど、コロナを呪ったことはありません。なんてことをしてくれるのだ!と。

ようやくベットに体を横たえた

ナースステーションまでつけば、それ以上の困難はなく、無事に自分のベットを案内してもらえて、体を休めることができました。

骨折した左足首をアイスノンで冷やし、心臓よりも高くして休むといい、と担当医からアドバイスをもらっていたので、ようやくそれを本格的に実施できるようになったので、ずいぶんと楽になりました。それまでは、救急で処方してもらった痛み止めの薬だけで対処していたのですが、足を高くして冷やすことで、こんなにも楽になるのだと、驚きました。

さらに、生活する上では何も心配することはありません。カーテン1枚だけのプライベートですが、安静に過ごすことのできるメリットは計り知れないものでした。

やがて、その日の担当の看護師さん(サバサバした感じの女性)がお見えになられて、入院生活の注意事項や、病棟内の案内をしてもらいました。事務的な説明ではありますが、心の中はウキウキしていました。正直、ああ、楽しいなぁと思っていたのです。

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