大部屋病室でのあるあるトップ5

入院してわかることの一つは、いろいろな人がいるという当たり前の事実。

私が入院した病棟は、整形外科、リウマチ外科、眼科、神経内科、一部糖尿病を患っている人が入院しているところでしたので、生死の厳しさとは無縁なところでした。

入院した病室も、私がいた2週間は長い方で、頻繁に入れ替わっていました。

私は左足首の骨折だけですので、看護師さんから見れば非常に手のかからない入院患者だっただろうと思います。不満は言わないし、悪態もつかないし。

入院している人は、それぞれに「うまくいかない」ところを抱えているので、普段は現れない、その人の本質的なものが出てしまうものだろう、と興味深く観察していました。

では、早速、大部屋病室でのあるあるトップ5です。

エアコンに関するクレーム

圧倒的に第1位は、エアコンに関するクレームです。

1日たりとも文句の出なかった日はなかったです。

入院した病室の建物は、やや古く、エアコンの効き具合にムラがあります。古いオフィスビルと同じように、エアコンの風が直撃して寒い場所と、全然風が回らずに暑い場所があります。しかも、ベットごとにカーテンで仕切られているので、どうしても風通しは良くありません。

カーテンは天井から吊り下がっていて、天井から60cmぐらいのところまでは網状になって、風がある程度は抜けるようにはなっているのですが、気休めです。エアコンの吹き出し口の真下にあるベットは、直撃を受けるそうで寒い、さむい、と看護師さんを読んんではクレームばかり。2週間もいると聞き飽きてしまいます。

そこで、設備関係の方々が三脚を持って作業をするのです。しかもほぼ3日おきぐらいの頻度で。ずっと一部始終を見ている私は、笑ってしまいました。どうやっても本質的に解決できない問題なのです。クレームをあげた患者さんも、設備の人が来てあれこれやってくれている、その事実に満足しているようなのです。もしくは、諦めがついてしまったのかもしれません。

で、そのうちタイムオーバーのように退院する日が来て、また別の患者さんが入院して、またクレームをする。その繰り返しなのです。

恒例行事みたいなものなのでしょうね。

女性に対して悪態をつく

第2位は、女医さん、女性の薬剤師さん、女性の看護師さんなどに、悪態をつくジジイ(いやクソジジイだね)が多いことおおいこと。ああはなりたくないものだと思います。

日本は女性を軽視しがちな風土で、国際的にも遅れています。その一端を垣間見たような気がします。男性の医師には、卑屈とも思えるような態度を取ったかと思うと、掌を返したように女性に対して高圧的な態度を取ったり、非協力的な態度を取ったりしています。お前はガキですか?とツッコミを入れたくなる衝動を抑えるのが大変でした。

入院しているわけですから、普段とは違って思うに任せないところがあるのでしょう。それで、イライラしたり、不機嫌になったりするのでしょう。でも、それを立場が弱そうな人、攻撃しやすそうな人にぶつけるのは、人として恥ずべき態度ではないでしょうか。別に、聖人君主のように振る舞いましょう、というのではないのです。

大変な仕事をしている医療関係の方々への、想いがねじ曲がっているようです。確かに、コロナの第1波の時は、海外では医療関係者に感謝の思いを届けようという活動があったのに対して、日本では「お前のせいでコロナにうつったらどうしてくれるんだ!」と罵声を浴びせるなどの、悲しいニュースがありました。「ケガレ」に対する偏見のせいなのでしょうか。

こういうところが、日本が嫌いに思う一面でもあります。

ニオイからは逃げられない

高齢な方の場合、おむつをつけざるを得ない人もいます。

定期的に看護師さんが確認して回っていますが、「あー。いっぱい出てますねぇ。」と、いう場面が当然あります。病室から避難できるときはいいのですが、そうでないとき、さらに、その方のコンディションによっては、結構強烈な時があります。

いびきなどの音は、耳栓でシャットアウトできます。夜中の明かりに対しては、アイマスクで防御できます。しかし、ニオイは逃げられません。

生きている証ではあるのですが、でも時にはうんざりする時があります。

勘違いしている人

7人部屋の大部屋で、そのことを理解して入院しただろうと思うのですが、上へ下にの手厚いサービスを期待しているような、勘違いな人を見かけることがあります。

そういう人は大体においてクレーマーなのですが、とにかくウザい。

日替わりの担当の看護師に、毎日毎日説明しなくてはならない、引継ぎはどうなっているんだ、とくってかかったり、このベットは硬すぎてよく眠れない、枕が合わないとか文句言ったり、ベットの上で大声で携帯で話したり、何様ですか?

お金があるのなら、1人部屋とか、完全介護の部屋に入院したらいいのではないですか。

大部屋で、限られた看護師さんの陣容で、ジジイが期待するような手厚いサービスなんて無理でしょう。相手にしてもらえるだけで、喜ばなければダメですよ。

妄想オヤジ

ラストの5位は、多分私が該当するであろう、妄想オヤジ。

若くもないし、年寄りでもないし、が中途半端なんですよ。悶々としてしまうし。あ、あっちの方でね。

若ければ若いなりに、色々と妄想は膨らむと思うのですが、まあ、許容できるではないですか。きっと。でも、オヤジとなると、ね、キモイし、年甲斐もなく、と突っ込みたくなる。でも、当人は結構マジだったり、トチ狂っているっだけだったりする。

今日はコロナ対策で、フル防備だから女性看護師のお顔がよくわからなくなってしまうので、ぽっーっとしたり、足の真ん中が硬くなることはないだろうけど。

2週間も入院していると、シャワーを浴びますか?と妄想全開になる質問を受けることがあるし(当然何事も起こらないのですが)、手術の際は真っ裸になるし、導尿管を入れることがありますと注意事項を聞くと、外す時にどんなシチュエーションになるのだろう?と妄想が膨らみます。

妄想が膨らむのは、非日常空間にいるからなのですが、エッチなビデオの見過ぎだけかもしれません。

失礼のないように、妄想を抑えるの必死だった、自分がおかしいです。

振り返って

初めての入院生活は、自分にとって全く非日常的な経験でしたので、初期の頃は妄想マックスでした。骨折して、神経が昂っていたこともあったでしょう。

下世話な話ですが、自分自身をお慰めすることで、なんとか自分を取り戻しました。お前、中学生かよ!と笑ってしまいます。

それもできなくなると、お気に入りではない看護師さんに八つ当たりしてしまうのでしょうか?それだけは人間のクズだと思いますので、そんな歳の取り方はしないようにしたいものです。

それにしても、看護師さん、尊いです。もう、拝みたくなるくらいです。

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