手書きノートiPad教を娘にも?

私はiPad Pro 12.9-inch (2017)を購入してから、紙ベースのノートは全てやめて、Apple Pencilによるアプリケーションの電子ノートに一本化しました。
画面を2分割して(Split View)、片側にノート、もう片方に本、ビデオ、Webなどを表示させて、効率的に勉強しています。
なお、最近見かけたGigazineの記事に、手書きの効用をまとめたものがありました。
手で文字を書いたり絵を描いたりすることで子どもは賢くなるのか?
授業内容を手書きでメモすると、PCやスマートフォンでメモを取るよりも、良い成績をあげられる傾向にあることが明らかになっています。そんな文字を手書きすることの効果を調査したところ、手書きを行う子どもはより賢く育つ可能性があることが明らかになっており、国のガイドラインとして「最低限度の手書きの機会を保証すべき」と研究者が主張しています。
書くことと、記憶の定着には、なんらかの相関関係があるのでしょうね。
ノートの課題
リアルのノートから、アプリによる電子ノートに移った理由は、以下の問題が解決できなかったからです。
- 探せない、迷子問題
- ノート、文具、と荷物がどんどん増える問題
- バックアップが取れない問題
探せない問題
ノートが複数に分かれていると、どこに書いてあったか忘れてしまいます。
探せない。見つからない。紙切れに書いたメモは、特に見つからない可能性が高いです。Evernoteですら苦労したくらいですから、紙のノートは探すのが大変です。
その代わりに、ページをランダムに括る事で新しい発見がある、という偶然性を評価する人もいますが、私には探さなければならないというデメリットの方が大きいです。
増える荷物問題
かつては、文具王などが紹介する、いろいろと便利そうな文具が好きで、よく文具売り場を回っていました。その結果、増え続ける文具がかなりの量になっていました。ペンも、絶対使いきれないと言い切れる数のペンが文具トレーの中に溢れていました。
ノートを書けば、ページを消費するし、ノートの数も増えます。分類に分けて同時並行で数冊のノートを使うと、興味を失った分野のノートは最初の数ページだけ利用しただけであとは白紙。もったいない。ノートを置く本棚のスペースは拡張の一途。。。
バックアップ問題
ノートは物理的なものなので、バックアップが困難です。スキャンするのも面倒。
電車、喫茶店などに置き忘れたときには、、、
iPadなら
今なら、販売しているiPadならApple Pencilが使えます。書き心地はそれぞれでしょうが、私が最初にトライしようとした、5年前とは雲泥の差です。
検索で探せる
ノートアプリのNoteshelfやGoodnoteを使えば、横断的に検索して必要なノートを探すことができます。
最小限の荷物
蛍光ペンも、青・赤・黒などの色ペン、修正ペン・消しゴム、テープのりなど、様々な文具を必要としません。iPadとApple Pencilがあれば、それで完結です。
バックアップも完璧
iCloudなどのクラウドストレージにバックアップできます。
娘にもiPadを
娘が通う中・高一貫の学校では、娘の一つ下の学年からiPadを生徒一人ひとりに持たせています。
そろそろ大学受験への勉強を考えてあげなくては、と思うのですが、なかなか本人が欲しいと言わない限り、宝の持ち腐れとなりそうな気がして購入を躊躇っていました。でも。刷新された、新しいiPadとiPad Airは勉強のお供としてはとても優秀そうです。いえ、優秀すぎる嫌いがあります。
最小構成でも、自宅内でWiFi環境で、クラウドストレージを使えばなんとかなるかも。
ちょっとまだ悩んでいます。来週発表されそうな、iPhone 12も気になります。判断は全て出揃ってからにしようと思っています。