情報の所有とEvernote(OneNoteも) #33

Evernoteがもてはやされた頃は、過ぎ去った遠い過去のように感じます。

アプリケーションを刷新して、見た目と使い勝手を今風に改めたようですが、私にとって、Evernoteというのはすっかり過去の遺物のように感じられます。

情報の保管庫?

今となっては遠い過去の記憶のように感じますが、Evernoteを活用して様々な情報やログを保管し、管理し、活用すること、がもてはやされた時期がありました。当時は私もそのような全ての情報を一元管理することに憧れに近いものを感じていたのですが、結局、残した記録、情報、ログを一切見返す気持ちが起きず、保存してはそのままの状態になっていました。

ですから、私のEvernoteは単なる情報の保管庫であって、物置です。

多分、あのあたりに、OOOの情報を保存しておいたと思うけど、、、という程度で、情報の更新作業を怠っているので、あるサイトのIDとパスワードを調べようとすると更新した前の情報は出てきても最新のものが見つからない、などというチグハグな状態になってしまっています。

購読していたブログでは、ノートの数を自慢するような記事を見かけたり、情報をシステマチックに溜め込むことをよしとする記事を見かけたものですが、私には意味のないことのようです。

Evernoteにやたらと情報を突っ込んだとしても、それらのノートを見返すことはほとんどないのです。情報というのは、活用しない限り意味を持ちません。もっているだけでは単なるデータなのですから。

ですので皮肉を込めていうと、私のEvernoteはただとりあえず残しておくだけの格納庫、小学校の記憶でいうところの「準備室」のような存在、何があるのか外からは分からない、ガラクタの物置です。

情報そのものは意味がない

情報が単体で存在、あるいは保存されていても、全く顧みられることのないものであれば、意味は全くありません。存在していないとのおなじです。

読書なりして、知識を得てもそれだけでは意味をなさず、実行しなければ意味がない、と同じことです。ネット上でチラッと読んで、「あとで役に立つかも」という程度で、Evernoteに情報を残しても、99%以上の確率で再び参照することはありません。

消費する情報と再生産する情報

要するに、その場限りの消費していく情報と、折に触れて見返して「再生産される情報」とが区別できていなかったのです。で、まるでゴミ屋敷のように、いつか使うかも、もったいない、の精神で、ノートの数だけ膨れ上がり、まるで使い物にならない汚情報で必要な情報が埋もれてしまっているのです。本末転倒ですね。

点と点をつなげると言いますが、情報も同じことで、点としての情報では意味がない。ネットワーク構造の中で、つながりを持たせて、情報がどんどん再利用、再構成されて、まるで自己組織化していくかのように、刻一刻と進化していってもらわないと困るのだ。

Roam RESEARCHへ

まだ、Evernoteのプレミアム会員の契約は残っていますが、もうほとんど使っていません。完全にそっぽを向いてしまっています。今、情報管理のベースは、Roam RESEARCHに移行しています。

何がいいかというと、情報そのものに相関性をつけることができるし、参照機能を有効活用することで、データの使い回しが簡単にでき、シナプスが強化されるように、関係性も強化されていくからです。

これまでは、ノート数が多いことが、EvernoteやOneNoteなどの情報整理ツールの価値のように錯覚していましたが、科学文献の価値基準と同じように、何回参照されたのか、利用されたのかが、情報の価値になるのではないかと思います。

使ってこそ、利用してこそなんぼ、な訳です。

情報を持つことが価値なのではなく、どれだけ使って、アウトプットに寄与して、新しい価値を生み出したのか、新しい価値の原価としての価値が、所有している情報の価値なのではないでしょうか。

情報においても、余剰在庫というのは、今後悪の存在になっていくのかもしれません。

よく、ワーキングメモリをいっぱいにしないほうがいい、というアドバイスを目にする機会がありますが、頭の中がゴミ情報で詰まってしまって、大事な思考に割くメモリーが不足してしまっては困ります。

利用価値が減少したEvernote、OneNote

もはや私にとってEnernoteの価値というのは著しく低くなってしまっています。

何か情報を残しておこうと思ったら、別のツールを使うでしょう。今でしたら、迷うことなくRoam RESEARCHです。

RoamResearchが楽しいのは、一つ一つの情報が、相互につながっていくところにあります。まだ、使いこなしが甘いところはあるけど、少しずつ、使えるようになってきていて、様々な機能を習得していく過程も楽しいです。

使い始めてまだ半年程度ですが、なくてはならないツールになっています。

ご登録をお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です