オシャレとだらしなさ #44

街に出ると見かけるオシャレな初老の方。ご年配の方。

一方、だらしなさの極地とも思われる方を特に郊外のショッピングセンターなどで見かける。

この違いは何から来るのだろう?

これまでは漠としかわからなかった。でも、最近実感を伴ってわかるようになってきた。

いつもだらしない人は、とにかくだらしがない

仕事をしていると、残念ながら、「関わりたくないな」と思う人と接点が生じてしまう時がある。災難、としか言いようがない。

特に、「だらしがない人」が一番嫌いだ。約束を守らない、嘘をつく、言い訳しかしない、さらに強欲だったりする。人に色々と要求するだけ要求するくせに、自分が果たすべき義務や役割からは逃げ続けている。正直、「人間辞めたらどう?」と耳元で囁きたくなる。が、それはできまい。

で、このようなだらしない人間が出来上がり、歳をとってものさばっているのは何故なのだろう?

成長の過程? 大人になってから? 生まれつき?

どれも正しくない。

これまで積み上げてきた人生が、全て今に現れているだけ。

良い習慣も、悪い習慣も、一つ一つは大したことない。でも、累積すると大きなものとなる。
毎日のちょっとしただらしのない行為の積み重ねが、幾重にも自分の身に纏わりつくと、それが普通になり、その人にとっての常識となる。
で、人はどんどん変質してしまう(無意識に)。悪い習慣であれば、悪い方に。良い習慣であれば、良い方に。

「わかっちゃいるけど、やめられない」というのは、習慣による慣性が働くからだ。

良き人になるための努力は、継続が難しい

人から良く思われたいのではなく、自分がこうありたいと思う「良き人」になろうとしても、なかなか難しいのは「継続」が難しいから。理想と現実のギャップに苦しみ、堕落するのは容易。で、一回負け癖がついて、怠けてしまうと、そのまま穴に落ちるだけ。

継続が難しいからこそ、なんとかできないかと考えるし、Lifehackなどに興味をもつ。

宗教などの修行がすごいな、と思うのは、「継続」が難しい長期間に及ぶことをやり切っているところにある。一口に千日休まず修行、と言っても3年ほどの年月を休みなく行うことは簡単なことではない。

一方で、仕事は土日や祝日、有給休暇もあるからやっていられる。毎日は難しい。

でも、だらしなさへの抵抗感を持ち続けたい

だらしない、汚らしい(汚らわしい)オヤジになるのは簡単だ。

全てに言い訳をして、自ら努力をすることなく、人目を一切気にせずに不衛生に生きればいいだけ。で、そうしていて、何が楽しいの?

キツいかもしれない、期待する絶景は見れないかもしれない、でも、自分を信じて、過程を楽しんで、山に登るのが好きなんじゃない?

人生って、そういうものじゃあないのかな。

自分が信じる良き人になるのは、難しい。それは分かり切っている。

でも、それを目指して、日々積み重ねていくのが楽しいと思う。

オシャレな人は、急にオシャレになったのではない。日々、身嗜みに気を使い、美意識を磨き、オシャレに気を配る毎日を送ってきた、その積み重ねの現在進行形がオシャレなのだ。決して、過去形でも、未来形でもない。

オヤジがピンキリである理由

いわゆる、オヤジがピンキリであるというのは、その積み重ねの総量が非常に大きな差になっているから。毎日のちょっとしたことの積み重ねは、それそのもの自体は微々たるものだ。でも、それが30年以上積み重なっていくと、とてつもなく大きな差になる。

毎日、1ずつ積み上げていれば、30年で利息がゼロでも10950になる。複利効果がついたらとてつもない差になる。で、当然マイナスポイントもあるから、だらしない人は、どんどんマイナスポイントが溜まっていく。

プラス方向とマイナス方向とで、その差が2万ポイント以上になるのだから、当然ピンキリの振れ幅が大きいことになる。

でも、まだ遅くはない

過去からの負債を、一瞬で解消する方法はない。ま、逃げる方法はあるけど。

それでも、諦める必要などなく、今日から始めればいい。いや、今でしょ。始めるのは。

ひとつ一つ地道に積み上げて、明日を肯定するだけのこと。その一歩は些細な一歩かもしれないけど、亀の歩みだろうけど、前に進むのだけは確かなこと。

でも、誘惑に駆られるし、不安にも襲われるだろう。不幸にも見舞われるかもしれない。それらは、自分ではコントロールできない。

コントロールできないことをとやかく言っても始まらない。コントロール出来るのは、自分自身の心と、自分の行動。性格は変えられない。

他人が手遅れと言おうが、そんなの関係ねぇ。自分で自分を信じればいい。誰がなんと言おうが、自分のことだから。

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