マルチウィンドウからマルチディスプレイ #68

先の投稿で、在宅勤務の効率を上げるには、会社から与えられたノートPCの狭い画面での作業から、プライベートにも使える大画面の外付けディスプレイを使うのが最も効果的だと書きました。

PCの能力次第では本体のディスプレイと外部ディスプレイの2画面がうまく機能する時がありますし、ビデオ出力能力があまり高くない場合は、外部ディスプレイのみにした方が外部ディスプレイで表示できる解像度を高くすることで、表示能力を高めることができます。

画面が広いのでマルチウィンドウ

表示できる画面が広くなれば、OutlookやWebブラウザ等を複数表示できるようになるので、マルチウィンドウ環境で操作することができるようになります。ノートパソコンの画面だと、あまり多くは表示できません。(もちろん機種によります)

表示できるウィンドウの数が多いと、マルチタスク的に仕事を進めることができますし、何かを参照しながら仕事をすることも簡単になります。

プライベートであれば、動画を見ながらチャットしたり、Webで調べ物をしながらYouTubeのミュージックビデオを流しっぱなしにしたりと、複数のことを同時にします。

ディスプレイは一つで、複数のウィンドウ(マルチウィンドウ)というスタイルは、非常に一般的です。

複数のデバイスでマルチディスプレイ

ノートPC本体のディスプレイを表示し、外部ディスプレイも表示する場合は、2画面になりますが、操作する対象がノートパソコンの1台になります。「1デバイス・2ディスプレイ」というスタイルですね。

デイトレーダーやガジェット系ブロガー・ユーチューバーが時折紹介する、デスク周りに複数台のディスプレイを並べているスタイルは、「1デバイス・マルチディスプレイ」といってもいいですね。

こういう多画面のスタイルは、カッコいいなと思いつつも、ディスプレイを複数置くスペースとお金の問題もあるし、そこまではやりすぎかな、と感じたりします。でも、複数のデバイスでマルチディスプレイは普段から何気なく行っています。

スマホ+PCは、「2デバイス・2ディスプレイ」の典型になります。スマホでLINEを追いかけながら、パソコンを触っているとか、スマホでTwitterを表示させておくとか、同時に操作することはないけれど、複数のアプリの画面を開いておくことはよくやります。テレビをつけながら、スマホでSNSをやるのも同じことかもしれません。

これを、テレビ、スマホ、PCとすると、「3デバイス・3ディスプレイ」ですし、さらに人によってはタブレットが入ってくるかもしれません。

マルチデバイス・マルチディスプレイ

もう意識することなく、「マルチデバイス・マルチディスプレイ」が普通になってきているのですね。その上で、マルチデバイスの上限の数をどうするか?というのが人によって、シーンによって問題になってきているように思います。

勉強のスタイルが変わった

勉強にしてみても、これまでは講義を聞いてノートを取り、問題集を解く、資料集を読む、などということを、2010年以前は全て紙ベースでやっていました。今は、iPadでノートを取ることもできれば、スマホでリモート授業を受けることも普通になりました。また、教科書や資料集、問題集も電子書籍があったり、自分でスキャンして電子化している人もいます。

このような環境の変化により、パソコンの大画面でリモート授業を受けながら、iPadでノートを取り、スマホでSNSに繋げておいて、別のデバイスがあれば電子化した資料や問題集を参照する、というような「マルチデバイス・マルチディスプレイ」の恩恵を受けた勉強のスタイルが現実となっています。

仕事と両立しての勉強も容易に

私が、リモートのMBAコースを受けたのは2006年ごろでしたが、今の環境で当時の勉強ができたらどんなに捗ることだろうと思います。電話帳のような大きい教科書、遅いネットワークに解像度の低い動画、スライドの細かな文字が判読しにくいのでダウンロードして事前に印刷して手元に持っておく、など制約がとても多く、グループワークという課題では、音質の悪いSkypeで画面共有もできない状態で課題に取り組んでいました。

今は、iPadでレジュメを表示させながらその上に直接ノートを取ることができますし、復習も容易。グループワークもチャットの活用と画像共有で時間に縛られない共同作業ができますし、打ち合わせもZOOMなどで顔を見ながら、画面も共有しながら課題に取り組むことができます。遥かに、生産的になったと思います。

注意力は保たれる?

よく、「OOOしながら」は良くないと言われましたが、実際どうなのでしょうか。

集中力を必要とする場面はあります。でも、1日のほとんどは緩い集中の範囲で過ごしています。そんな時は、「マルチデバイス・マルチディスプレイ」であっても不都合はないです。むしろ、楽に感じます。そもそも、テレビがあり、スマホがある時点で、マルチな環境です。テレビを見ない人も、YouTubeやネットは見ていたりするので、結局複数のディスプレイを同時に表示させているでしょう。

すぐにアクセスできる利便性を追求すると、マルチディスプレイになりますし、それぞれの得意な利用方法を考慮するとマルチデバイスになります。

机にずっと座っているような人は、高性能なPCで「1デバイス・マルチディスプレイ」が便利かもしれませんが、自宅の中をあちこち動くことが多い人は、持ち運び性のいい小型のデバイスと家具のように置いておける大画面のテレビのようなものとの組み合わせがいいのかもしれません。ソファーやベットで寛ぎながら手書きでノートを書いたりイラストを書いたりしつつ、radikoやポッドキャストなどの音中心のコンテンツを聞くときは、タブレットとスマホの組み合わせが良かったりします。

結局「OOOしながら」が好きなのだと思いますし、それが悪いこととは思えません。

スマホがベストではないから、、、

iPhoneの登場から始まったスマホも、起きてから寝るまでの間の全てのシチュエーションで最適なものとは言えなくなっています。読書やWeb閲覧は、ある程度画面が大きい方が便利です。手書きでさっとメモを残したくても、スマホの画面は小さすぎます。人混みの中や通勤電車の中は、取り回しの良いスマホがいいですが、新幹線のようなくつろげるスペースがある時はもう少し大きい画面のものの方が良かったりします。

スマホが日常で使われるようになって、かなりの年数が経ちましたが、どんなシチュエーションにおいてもスマホがベストとは言えなくなっています。それに、最新機種のニュースに触れても、数年前のような日常での話題にはならなくなりました。もう、スマホに生活を変えるだけのインパクトはないです。

そんな隙間に、iPadをはじめとするタブレットが存在感を増やしているように思います。録画したテレビ番組を手元で観たい時、配信動画を手元で観たい時、7インチ以上の大きさの画面で見る方が楽しいです。

Kindleなどの電子書籍を読むときも、Webページを閲覧しながら友達や家族と話し合うときも、7インチ以上の大きさの画面の方が便利で楽しいです。

スマホの進化=カメラの進化となって、食傷気味です。そこに、iPadのようなもう少し大きな画面で、色々と楽しめることがわかると、確実に生活の変化として良い方向に反映されてくるだろうと思います。

そんな意味合いで、iPad miniは結構なインパクトを与えてくれるだろうなと、期待しています。

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