私とバレット・ジャーナル

2019年の5月14日から、バレット・ジャーナルを始めました。

最初はモレスキンのノートに書くところからはじめ、85ページ、9月12日までモレスキンを続けましたが、同じ時期にオーバーラップするように、iPad Pro 12.9” (2018)のGoodNotesに切り替え、そのままの環境で現在に至っています。

バレット・ジャーナルの良いところ

あくまで個人的な意見です。

私にとってこのノート術の良いところは、とにかくなんでも書くところ。
書くことで、頭の中が整理されます。不安な心が落ち着きを取り戻します。
そして

バレット・ジャーナルは書き直しを必要とする。これが不要を除去するフィルターとなる。日々増やすのではなく、日々減らすのだ。本質的に大切でないことは、そぎ落とせ。

と、書籍に書かれているように、やろうと思っているけどなかなか実行できないタスクは、毎日毎日、書き直すことになる。(その日の予定、タスクなどは、全てその日のページに書き出すことを基本としている)
いつまでも手をつけられないタスクに対する一番良い方法は、実行するまで毎日そのタスクを実行予定のリストに書き直し続けること。
そのうちに、嫌になって実行するか、そのタスク自体をなかったものにする、どちらにしても決着をつけることになるからです。

予定と記録を同時に

もう一つの好きなところは、予定とその結果を同じ場所に書き込むこと。
予定、行動、結果に一貫性のある記録を残しやすいところです。
これにより振り返りが容易になります。

よくある消し込んでいくだけのタスク管理ツールですと、懸案事項の有無はわかりますが、自分がしたことの記録と記憶の一致が困難になります。
例えば、14:20にXXXをして、15:12にOOOした、というタスク完了時間の記録が残っていても、記憶と結びつけることはそうそう簡単ではありません。

しかし、

  • XXX >>>完了 フォローをCさんに依頼
  • Cさん:別件でお客さんMから連絡?
  • お客さんMに電話 >>> OOOの報告を早めて欲しい
  • OOO >>> 完了

のようにバレットが並べば、どのような経緯でXXXとOOOが繋がっているかがわかります。このような経験の流れは、記憶しやすいので、後で振り返った時にディテールを思い出すことが簡単になります。

しかも、上記のような手書きメモはサッと書くことができます。たいした手間ではありません。

このように、バレット・ジャーナルにいつ、何を実行して、どうだったのか、次に何をしたら良いのか?を同じ箇所に書くことで、個別の案件の間に流れているものを残し、把握することができます。そして、振り返ることがとても容易になります。

上記の例で、ご理解いただけましたでしょうか?

これが、もう一つの良いところです。

リアルノートから電子ノートへ

バレットジャーナルは、モレスキン・ノートで始め、GoodNotesの電子ノートへ移行しました。

理由は3つあります。

  1. 検索が容易
  2. ページに制限がない
  3. スペースの挿入など自由度が高い

検索が容易

手書きの文字をアプリが認識して検索できてしまいます。

例えば、お客様Hのことを書いたノートを確認したいと思ったら、その名前で検索すればいいのです。そのお客様のことを書いた箇所がハイライトされて、ページ間をスムーズに行き来することができます。これは感動ものです。

悪筆・乱筆だと認識精度が落ちてしまいますが、丁寧に書いていればほとんどヒットします。

本家のバレット・ジャーナルは、自分で索引ページを都度作成することを推奨しています。
実はGoodNotesにもインデックスを作る機能があります。後から見返すかもしれない重要なページに、検索しやすくキーワードを割り当てることができます。

検索しやすさという点では、電子ノートの圧勝です。

ページ無制限

基本的にページ数に制限はありません。
ノートを買い換える必要がなく、あのメモ2019年の2冊目に書いてあるはずなんだけど、手元にない。という残念な状態を回避できます。

また、GoodNotesは複数のノートを横断して検索できるので、分割されたノートも問題ありません。
私は年単位でノートを作成するつもりだったのですが、5月28日の時点で157ページに到達していました。
200ページ超えると面倒かな?と思いましたので、6月末までの半年で区切ろうかなと思っています。

自由度の高さ

紙のノートは、書き直しが面倒で、行と行の間に追加事項を書き加えるのは大変です。
しかし、電子ノートでは投げなわツールで範囲を選択して。チョイチョイとずらせます。いとも簡単に行間のスペースを広げることができ、自在に追加書き込むができます。
これはもう、神です。

多彩な色のペン、太さも自由自在、マーカーも使えて、写真も添付できる。PDFをページ間に挿入し、その上に書き込むことも可能です。

デジタルならではの自由度の高さが、メリットです。

電子ノートの不満な点

  1. スマホ等が使えないと読めない
  2. 見開き対応がまだ
  3. お気に入りのペンが使えない

スマホ等が使えないと読めない

電子ノートですから、電源を必要とします。そして、電波を発することが禁じられているところでは使用できません。
飛行機での制限はだいぶ緩くなりましたが、それでもまだ使えない時間があります。

お気に入りのペンが使えない

当然ですが、お気に入りの万年筆、ボールペンの出番がずいぶんと減ってしまいました。今や不良在庫と化しています。
仕事では、安物のノベルティのボールペン1本あれば十分。
文房具好きとしてはとても残念です。

見開きへの対応がまだ

現実的な唯一の不満は、リアルなノートのような見開き状態への対応がまだまだである点。
例えば、ノートの右ページと左ページを使い分けるテクニックがありますが、電子ノートでは困難です。
一押しのGoodNotesでは未対応。
要望の声は上がっているのですが、実装されません。

見開きによる一覧性の良さが実現できたら、電子ノートは新しい次元に移行できるのではないかと本気で思ってしまいます。

さらなるバレットジャーナルの改善

まだ改善の余地はあると思っています。

かつてノート術には、母艦ノート、メモノートなどという具合に、ノートに階層を持たせて、掬い上げた最も大事な情報が母艦ノートに蓄積されていくという仕組みが語られたことがありました。

バレットジャーナルは、ありとあらゆることが全て、網羅できるノートですが、「大事なことは細部に宿る」とはいえ、膨大な細部の藪の中に埋もれてしまうリスクがあります。定期的のノートを読み返すことで、藪に飲み込まれるリスクは減りますが、もう少し習慣的にノートを再構築していく仕組みを導入できないかと模索しています。

「鳥の目、虫の目、魚の目」の三つの視点

虫の目のような複眼で現場に近いところから見た視点と、魚の目のような流れをを意識した視点は、バレット・ジャーナルのDaily Logに残るノート。

残る「鳥の目」の全体を俯瞰する視点のノートは、意識してMonthly Logを残したり、別の横断的なノートを作る必要があります。

GTDの方法論でいうところの、「高度を変えてレビューする」という切り口のノートを作り、定期的に見返したい。
しかし、そのような横断的で総括的なノートを作るのは難しく、できるだけ意識せずとも作り出せるような、そんな夢のある仕組みを構築したいです。

ツール編

おしまいに、バレットジャーナルで利用していた・しているツールについてのご紹介をしたいと思います。

手書きノート

ご自分で好きな、分厚目のノートを使えば良いと思います。

無印良品にも良いノートはありますし、モレスキンなどの海外の有名ブランド・ノートも捨てがたいです。裏写りのしにくい、ツバメノートも私は好きでした。

モレスキン ノート クラシック ハード 方眼 ラージ QP061 黒

ツバメノート ノート A5 横罫 7mm×24行 100枚 H100S H2006

電子ノート

私はGoodNotesもNotabilityも持っていますが、断然GoodNotes派です。

理由は消しゴム。こちらの方が自分の感覚的にしっくりきます。

GoodNotes 5

GoodNotes 5
開発元:Time Base Technology Limited
¥980
posted withアプリーチ

Notability

Notability
開発元:Ginger Labs
¥1,100
posted withアプリーチ

最後に、バレット・ジャーナルの教科書

バレットジャーナル 人生を変えるノート術 Kindle版

去年のGWにKindle版を買って、ハマってしまったのでした。

拙い記事ですが、お役に立てば幸いです。

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